理想のメス化

堕淫の紋章 獣の宴編

堕淫の紋章 獣の宴編 ≪DLsite≫ ≪Fanza

 なかなかにマニアックな性癖をついてくる『黄泉比良坂』と言うサークルさんの作品です。

 このサークルさんは羞恥や屈辱等の精神的嗜虐の傾向があり、男女問わずに凌辱されているのですが、この『堕淫の紋章』シリーズと『楽園淫姫』シリーズの2以降がこのサイトで紹介するような作品を好む同好の士にはたまらない作品だと思います。

 寝取られ、メス堕ち、包茎化、去勢、ホモ調教、インポ化等々、精神的マゾヒストには垂涎ものの要素を兼ね備えており、発売から7年たっても色褪せず・・・と言うか、この手の作品の少なさが本当に残念でなりません。

 個人的に寝取られるのであれば、女性が完全にあちら側になるか軽蔑や侮蔑の意思を向けてほしいですし、メス堕ちさせてくるなら「男なのに、男のくせに」と言う部分を外さないでほしいのですが、このサークルさんはその辺をしっかり押さえてくれます。

 こういう去勢が個人的に一番好きな去勢なのです。リョナ的なものも作品によっては全然ありなのですが、勃起できなくなる、包茎が酷くなって使い物にならなくなるのようなものの方が、より強烈な屈辱や倒錯感を産んでくれると思いますね。
 単純に破壊されること除去されるだけではなく、破壊や除去によってさらに生まれるであろうものに心が躍ますし、このサークルさんもそれを踏まえた上での言葉まわしやシチュエーションを組み立てているように感じます。
 余談ですが、学生時代に読んだ北方健三さんの大水滸に、睾丸を残したまま陰茎だけを去勢されたキャラクターが出てくるのですが、それに非常に近い絶望感を覚えるあたり、私の性嗜好に大きく影響があったように思います。

 例えば、射精は可能なので機能的に生殖は可能だけど生殖行為ができない。生殖行為はできても、精子の濃度や質のせいで生殖に繋がらない。

 実際にそういうところで悩まれている方からすると不愉快だとは思うのですが、そういう劣等感や敗北感に煽情性を覚えてしまう方も私を含め一定数おられると思います。

 そういう性癖に対する受け皿がもっと増えてもらえたらいいなと思う今日この頃でした。


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